砂漠というか、あれた土地だった、目の前の光景に、ここはどこだろうと思いながら歩き出した。 田宮さん、ここどこだかわかると話しかける、すると頭の中に声が響いた、わからないと、ただ、世界をまたいでしまったのかもしれないと言われて、そうなのかと思い、頷くしかなかった。 空腹なのか、頭の中に声が響く... 続きをみる
2023年6月のブログ記事
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ここ最近、暑さ、閉塞、体調のせいか、書こうと言う気力がないのだ。 もし、このまま書けなくなったらどうしようなんて不安もあるけど、書くという行為は自分にとって一体何なのか、必要、不必要、考えてしまったわ。 映画を観たり、久しぶりに漫画喫茶に行こう、色々とインプットしよう。
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気分が下がるというか、一本書き上げるとグダーッとなってしまうのが参ってしまうわ。 朝、韓ドラを観ていたけど夜のラジオ、TVで体力がぐでんとなってしまったわ。 でも、ラジオを聞いていて自分が満足できなければ意味がないんだと思ってしまったわ、確かにそうかもしれない。 書かないと、背中を押されるように書... 続きをみる
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「これね、お土産だよ」 にっこりと笑いながら手渡された紙袋、その中には色々なものが入っている、地元のゆるきゃらだという明太子をモデルにしたキーホルダー、せんべいやクッキーなど、たくさんだ。 「琴音ちゃんはもうすぐ卒業だね、進路は決まった」 初めて会ったときは自分のことをネッシーと呼んでいたの... 続きをみる
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映画、刀剣乱舞、少し、しんみりとした内容です。 窓際、血税泥棒、同僚達から自分がそう言われていることは知っていた。 流されるままに生きてきた自分だったか、そんな自分が変わったのは、ある事件がきっかけだった。 歴史を変える為に、この現代にやってきた鬼達、人々の記憶を奪い審神者という物言わぬものの... 続きをみる
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相棒の続きを書いたけど、後で見直すとちょっと不満を感じてしまった。 速攻で一発で書き上げた時は「まあ、いいか」という気持ちになるけど数日、時間をかけて書いた後でも、んっこれってもう少し情景、心情を書いた方がよくないって思ってしまうのだが、これは永遠に続くというか、仕方ないなと思ってしまうわ。 次回... 続きをみる
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コンビニ強盗、立て籠もり事件というのは近頃では決して珍しくはない、問題は場所だ、署が近いので警官、刑事達が使うこともある。 そんな場所で事件が起きたのだ。 駆けつけた警官達の緊張と焦り、それだけではない、周りの一般市民達は何事かと集まってくるのだ、人の数も増えてくる。 「車を用意しろ、金もだ... 続きをみる
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「国枝君(くにえだ)ちょっといいかな、話があるんだが」 犀川(さいかわ)に声をかけられた彼女は、いいですよと答えた、ところがいざ、話し始めようとすると彼女は知ってますと少し呆れたような口ぶりで先生と声をかけた。 「知ってるって、国枝君、君」 先日のお客様のこと気になって、すみませんと言... 続きをみる
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PSYCHO-PASS サイコパス 征陸智己の事情(恋の始まりと予感、色々?)
アニメPSYCHO-PASS サイコパスの二次創作です。 他サイトにもUpしていますが、少し手直ししています。 一つの事件が終わると正直、ほっとする、だが、それは束の間の休息というもので、また新しい事件が始まる、人が増えすぎたからだといえばそれまでなのかもしれない。 久しぶりの休日ということも... 続きをみる
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ポメラで下書き、その後パソコンにファイルを移してメモ帳で推敲、手直ししているんだけど、手が疲れた、指がじんじん痛い。 ロジクールの静音、日本語フルサイズを使っているんだけど、以前はHHKのライトとか使っていたけど、製造中止だし、日本語配列だと、どうもいいのがない。 ここ最近、悩んでエルゴノミクスは... 続きをみる
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オペラ座の怪人の二次創作です。 少し残酷、18要素有ります、苦手な方はスルーしてください。 他サイトにUpしてありますが、ブログなのでまとめて三話、Upしました。 「今日から、ここで暮らすんだ」 男の笑みに頷くことしかできない、部屋の中は最低限の家具が配置されていて生活に困る事はないと言われて確... 続きをみる
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まだ自分の上司は落ち込んでいるかもしれないと思いながら、ドアを開けると同時に女は声をかけた、だが、返事はない。 やはり、駄目なのかと思ってしまう、しかし、椅子を回転させ、くるりとこちらを向いた男の顔を見て驚いた、顔つきが違うのだ。 「それでこそ、ボスです」 ここ一ヶ月あまり、男は元気がなく、... 続きをみる
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こんな気持ちになるとは本当に不思議だ、自分でも驚いてしまう、決して忘れていたわけではない。 復讐なんてするつもりなんてなかった、ただ、偶然にも色々な出来事が重なってしまった、そして目の前に現れたのだ。 勿論、本人ではない、だとしたら今、こんな気持ちにはならなかっただろう。 現れたのは、あの男... 続きをみる
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それは突然の誘いだった、スタジオの見学に来ませんかと言われて美夜は驚いた、テレビ局に見学に行くって一般人が簡単に入れるのだろうかと思ったのだ。 事件があったのだ。 アイドルの熱狂的なファンがスタジオに忍び込んで騒ぎになった事件を思い出したからだ。 犯人は男性でアイドルの少女に、かなりきわどい... 続きをみる
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女とは一回、寝ただけだ、しかも初対面なので二度と逢う事もないだろうと思っていた。 久しぶりの飲んで開放的な気分になっていたいなのかもしれない、軽い気持ちもあったのだろうと思っていたのだ、そのときは。 逃げ道のような言葉を自分には付き合っている女性がいると言った、もし、それで駄目ならいいと思って... 続きをみる
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pixiv、映画コムにもUpしていますが、後になって色々と考えてしまい、少し加筆しています。 恋愛に限っていえば、どちらが良い悪いなんていえないんだけど、見終わった後、愛しすぎた方が負けなのかと思ってしまった。 そして現実が見えてない、分からないのか(おっさん)と言いたくなった。 映画監督のおっさ... 続きをみる
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あんなにかっこ良かったのに、どうして、そんなになっちゃったの。問いかけるような女の視線に、そんなにと言われた自分の体を見て男は頷きながら、仕方ないだろうと呟き、テーブルの上の食べ物を見ると手を伸ばした。 肥満という言葉を気にしていたのは半年ほど前のことだ。 当時、ぽっちゃりとなった自分の体型を... 続きをみる
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スマホの連絡はつかない、実家は売却されていたという事実を知ったとき、男は呆然とした、父親は何かの事件に巻き込まれたのではないかと思ってしまう。 警察に連絡して捜索願を出すかと迷っていると、そんな自分を見かねたのだろう、妻となった女性が知り合いに聞いてみたらどうかしらと呟いた。 だが、男は不満げ... 続きをみる
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一人息子が離婚すると言い出したとき、反対しなかったのは予感めいたものがあったせいかもしれない。 子供がいなかったのが幸いだと思いながらも政幸(まさゆき)は娘の嫁に申し訳ないという気持ちで一杯だった。 だから、内緒で融通できるだけの金を渡したのだ、結婚当初は専業主婦で、正式に別れると聞いたとき... 続きをみる
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別れましょうと妻から言われたとき、裕はやはりと思いながら頷いた、選択がそれしかなかったからだ。 自分が悪いといえばそれまでだが、どうしても役者になりたいという夢を捨てることができないまま、ずるずるとここまできてしまった。 十代、二十代なら若さと勢いでなんとかなったかもしれない。 だが、結婚し... 続きをみる
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