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オリジナル、二次の小説 舞台、役者 すきなもの呟いて書きます

バービーを観に行ったわ

バービー人形というと彫りの深い濃い顔立ちの人形というイメージが頭の中にあって、公開前にラジオで詳しい紹介、ネタバレなし、是非、観て欲しいという言葉に触発されて行ってきました。


最初のシーン女の子は人形遊びが好きという言葉にうんうん頷きながら観ていたら、バービーの誕生、初めて見たショックというより驚きだったのか、自分の持っていた人形をあっさりと捨ててしまう様子には驚いたけど反面、いや、子供、少女特有の残虐さを感じて、ふーんと客観的に見る自分がいました。


ピンク色の完璧な世界、歳を取ることもなく永遠に若いままで生き続ける、これは人間側から見れば最高に素晴らしい夢。
でも永遠という言葉はあっても、それが変わらないことなんてない。
ほころびからバービーがリアルな人間界に行って色々な事を見て知って、ショックを受けて、でもそれは男のケンにもいえること。
男女の差というか違いなのか、変わって行く様が対照的で笑えないまま、ただじっと見ていました。
人間とバービーの繋がりというのが、これは外国でも日本でも変わらないのかなと思ってしまいました。


ケンの反乱というか、行動によって変わってくバービーランドは最期は女達の行動によって元の姿に戻りますが、これが一時的なものなのか、将来、何らかの形で変わって行くのか分からない。
人形も人間も悩んで、でも進もうとしている、生きることは老いと苦しみ、人形は劣化、記憶から忘れられたり、色々あるのね。
最期にバービーの選んだ選択は人によっては両賛否あるかもしれない。
彼女を送り出した人形達と人間、そして妊娠した彼女、女の子だと思うのよ。